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VRに興味があるのですが、映像酔いが心配です。
何か酔いの状態を知ることのできるものはないのでしょうか?


それなら質問紙を使って確認してみるといいですよ。
こんな方におすすめ
・映像酔いが気になる
・映像酔いの程度を記録したい
映像酔いの状態を数値化する方法
「酔い」と聞くと「乗り物酔い」を連想しやすいと思いますが、VRでも酔います。
それが映像酔いです。
映像酔いとは、一般に映像シーンの動きが比較的頻繁に含まれる映像を視聴した時に、眩暈や発汗、吐き気などが見られることである。映像酔いの発生機序は明らかになっていないが、感覚不一致説が多くの研究者に受け入れられており、視覚系や前庭系などの空間における一連の身体運動情報が、過去の経験から予期されるものと一致しないことによって、引き起こされるとする考え方である。
氏家弘裕:映像情報メディア学会誌 61,2007.
このように表現されます。
もう少しわかりやすい表現にすると、VRの映像を見てから気持ちが悪くなった、吐き気がする。
このような状態です。
この「酔い」ですが、研究者の間では生理学的な指標を用いて酔いを評価する試みがなされていますが良い指標はいまだ見つかっていません。
しっかりとした客観的指標でなくても数値化したい。ということもあろうかと思います。
そんな時に活用できるのがThe Simulator Sickness Questionnaire (SSQ)です。
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The Simulator Sickness Questionnaire (SSQ)とは
The Simulator Sickness Questionnaire (SSQ)とは、酔いに関する主観的評価尺度であり、16項目の症状について、回答することで3つの下位指標と総合スコアを算出することができます。
回答は、
- まったくない:0
- 少しある:1
- 中程度にある:2
- 大いにある:3
の中から選択します。
下位指標は、
- Nausea(N 悪心)
- Oculomotor(O 眼精疲労)
- Disorientation(D 失見当識)
に分けることができます。
各下位指標には重み付けがされており、該当項目に回答した点数を加算して、設定された数字を掛けることで点数を算出できます。
評価用紙のダウンロード
The Simulator Sickness Questionnaire (SSQ)の評価用紙はこちらからダウンロードすることができます。
まとめ
バーチャルリアリティ(VR)視聴時の映像酔いを数値化して評価するならThe Simulator Sickness Questionnaire(SSQ)を使ってみましょう。
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