子どもが野球をやりたいと言い出したけど、最初に何を買えばいいの?


わが家も入団前はまったく同じ状態でした。知識ゼロのままスポーツ店に行くと、あとから買い直しになるものが意外と多いんです。
この記事では、少年野球に子どもを送り出してきた保護者として、実際に失敗したこと・周りで見てきたことをもとに、自分が知りたかったことをまとめました。
「何から買うか」だけでなく「まだ買わなくていいもの」も分かるので、入団前の方はぜひ最後まで読んでみてください。
入団前に買ってはいけない「チーム指定」の6アイテム
「やる気になっているうちに、ウェアを一通り揃えてから見学に行こう」
そう考えてスポーツ店に向かう保護者の方は本当に多いです。
でも、ウェア類の先買いはおすすめしません。チームの指定と合わず、買い直しになることがよくあるからです。
少年野球では、アンダーシャツやベルト、ストッキングの色がチームごとに決まっていることがほとんどです。
帽子やユニフォームはチームでまとめて注文するケースもあります。
実際、周りでも「気合を入れて黒のアンダーシャツとスパイクを買ったら、赤指定だった…」と、泣く泣く買い直しているお母さんがいました。
まずは「入団前にチームへ確認するもの」と「あとから個人で選べばいいもの」を分けて考えましょう。
確認が必要なのは次の6点です。
- 帽子(指定品か/チーム支給か)
- ユニフォームの上下(指定デザイン/チーム支給か)
- アンダーシャツ(指定カラー:黒・紺・エンジなど/首元の形)
- ベルト(指定カラー)
- オーバーストッキング・靴下(指定カラー・ラインの有無)
- スパイク(トレーニングシューズ)(色の指定、金具スパイク可否など)
今日できる一歩は、体験会や見学のときにこのリストを覚えておき「指定の色やメーカーはありますか?」と聞くことです。
ちなみに、オーバーストッキングって聞き慣れないものかと思います。
これは靴下の上に履く、野球独自のストッキングのことです。
チームカラーが分かったら、洗い替えも含めてすぐ揃えられます。
最初のグローブで「高い本革」を選ぶと失敗しやすい理由
カラーの確認が終わると、次は「長く使える良いグローブを買ってあげたい」と思うのが親心です。
ただ、低学年の子にとって、硬くて重い高級グローブはかえって扱いにくい道具です。
新品の本革グローブは、革が硬く、大人でも手で揉んだり型付けしたりしないと閉じにくいものです。
握力の弱い子どもだと、ボールが入っても閉じきれずにこぼしてしまいます。
捕れない経験が続くと「自分は下手だ」と感じて、キャッチボール自体を嫌がるようになりかねません。
わが子も最初は、見た目がかっこいい硬めの本革グローブに憧れていました。
でも手が閉じられず、ボールをポロポロ落として悔しそうにしていたんです。
柔らかい少年用モデルに替えたとたん、パカパカ閉じられるようになり、一気にキャッチボールが好きになりました。
最初の1個は、値段よりも「子どもが自分の力で閉じられる柔らかさ」を優先してください。
手頃な価格で、買ったその日からボールをしっかりつかめるグローブはこちらです。
(ご紹介のグローブは低学年向けのものです。高学年で野球を始める場合にはこの限りではありません。)
「重めのバット」がスイングを崩す意外な理由
「遠くに飛ばせるように、少し重くて長いバットを」というのも、親がやりがちな選び方です。
実は、重すぎるバットはスイングのフォームを崩す大きな原因になります。
バットに振り回されると、脇が開いた「ドアスイング」になりやすく、肩や手首にも負担がかかります。
それに、入団直後はチームの共用バットを使えることが多いので、急いで個人で買う必要がないケースもあります。
個人で買う場合は、「子どもが片手でバットを持ち、水平に数秒キープできるか」をひとつの目安にしてください。
軽めのバットを鋭く振り抜く感覚を身につけるほうが、結果的に遠くへ飛ばす近道です。
個人的には、入団後すぐに購入する必要はないと思っています。
少し慣れてきて、バットが欲しくなったタイミングがベストです。
「大きめリュック」が練習前の体力を奪う理由
「着替えもグローブも入るように」と、大人用の大きなリュックを選ぶ保護者の方もいます。
でも、体に合わない大きなバッグは、グラウンドに着く前に子どもを疲れさせてしまいます。
荷物を詰め込むほど重くなり、背負うと体が後ろに引っ張られて姿勢も崩れます。
自転車で通う場合は、ふらつきにもつながります。
実際、体より大きなリュックを背負って自転車で練習に向かう子を見かけると、こちらがヒヤッとします。
まずは、チーム指定のバッグがないかを確かめることです。
多くの少年野球チームではバッグを自由にしています。
その場合、バットを横や後面に固定できる、20〜25L前後のジュニア用リュックが扱いやすいサイズです。
両手が空くリュック型なら、自分の荷物を自分で管理する習慣もつきます。
小柄な子でも背中にフィットし、バットも安全に持ち運べる専用リュックはこちらです。
意外と後回しにされる、本当に最初に買うべきアイテム
グローブやバットに目が行きがちですが、先輩保護者から「ここはケチらないで」と言われることが多い道具があります。
それが大容量の水筒と、野球用の丈夫なクーラーボックスです。
夏のグラウンドは日陰が少なく、長時間の練習では汗で大量の水分が失われます。
環境省も熱中症予防として、のどが渇く前のこまめな水分・塩分補給を呼びかけています。
家庭用の小さな水筒では、容量も保冷力も足りません。
わが家も最初は1Lの水筒を持たせて失敗しました。
真夏は午前中で飲み切ってしまい、補充したお茶も氷がなく、ぬるいまま…。
今日からできる準備は、「2L前後の直飲みスポーツジャグ」と、お弁当や保冷剤が入る「10〜15L程度のハードクーラーボックス」を揃えることです。
座れる強度をうたうクーラーボックス(耐荷重は購入前に確認してください)なら、グラウンド脇で椅子代わりにも使え、付き添いの保護者にも重宝します。
真夏のグラウンドでも氷が残りやすい、定番のクーラーボックスはこちらです。
まとめ
少年野球の道具選びで大切なのは、「チームのルールを先に確認すること」と「親の期待で大きめ・高級品を選ばないこと」の2つです。
- 入団前の確認:帽子・ユニフォームの上下・アンダーシャツ・ベルト・ストッキング・スパイク・リュックの指定
- グローブ:子どもの力で閉じられる柔らかいモデル(高学年で始める場合はこの限りではない)
- バット:片手で持てる軽めのモデル(最初はチーム共用でOK)
- リュック:バットを収納できるジュニアサイズ
- 水筒・クーラー:2L前後のジャグと丈夫なクーラーボックス